アンティーク 西洋骨董洋菓子店

一流企業を突然辞めたジニョクは、洋菓子店を開くという。静かな住宅街にある骨董品屋を改装して、店の名を「アンティーク」と名づけた。パティシエの面接で現れたのはソヌ。かつて自分が酷く扱った同級生だった。パリで修行してきた彼だったが、一緒に働くすべての男性と恋愛トラブルが耐えないゲイだったのだ。ソヌの作るスイーツに感動して、元ボクサーのギボム、不器用なスヨンなどが集まってきた。極上のスイーツと美しい男たちが人気となり、アンティークは繁盛。だが、町では連続誘拐事件が発生する。しだいにジョニクの隠された過去が明らかになり、幼い頃の悲しい記憶が蘇る。犯人が捕まらないまま、恐怖の記憶はジョニクの夢に現れ、彼を苦しめるのだった。警察はジョニクに捜査の協力を依頼するのだが…。